神鍋高原ペンションスノーランドは、緑や花に囲まれた、心も身体もゆったり過ごせる小さなペンションです。

ブログ:スノーランドからの風の便り

静かな時が流れる場所〜但馬高原植物園〜今の季節もやっぱりおすすめ場所です

2018年5月1日 / ブログ

昨日は少しお天気が崩れそうな朝の様子でしたが、15時からは晴れるの天気予報がピタリと当たりました。陽射しが戻った、15時から植物園の様子を見て来ました。

何時もお客様におすすめする場所ですが、私達も癒される時が欲しくて、この春の開園から初めて行ってきました。

植物園のシンボルツリー、千年のカツラ。いつ見てもその風格には圧倒されます。

カツラの木の間を流れる澄み切った小川は浄化された、まるで御神水のようです。ジブリの森。この世界がいつまでも続きます様に!と願わずにはおられません。映画のワンシーンみたいな風景が広がっています。木々の緑は柔らかく、フンワリとした園内。流れる水の清々しさは言うに及ばずです。

シラネアオイ、ニリンソウ、ピンク色や白色なイカリ草、水芭蕉など春は可愛い花が主役です。春から冬前まで色々な表情を変えてみせる植物園はいつ行ってもやはりおすすめする場所ですね静かな時が流れます。

何度行っても何時も感動があります。

山菜の季節です。山の達人に学びましたね。

2018年4月29日 / エーちゃんの日々の出来事

爽やかなな朝です。昨日からゴールデンウイークに突入しました。お出掛けには最高のお天気が続きそうです。

山も若葉が出揃いました。柔らかく、優しい山の色になると、山菜がいろいろ出ます。コゴミ、タラの芽やコシアブラ、ゼンマイ、蕨などが代表的な山菜です。写真はタラの芽です。最近では山に鹿が増え過ぎて、貴重な山菜が根こそぎ食べられています。ゼンマイは殆ど採れなくなりました(//∇//)

スノーランドでも朝食などには山菜も出しているこの季節です。野草などは取りやすいですが、山菜は山の達人にお任せするようになりました。

達人は違いますよね❗️出ている場所も感でわかるらしいです。まぁ知識と経験がこんな場所に出る、ということです。

昨日も早朝より(山の朝は早く5時には上がります)採ってきてもらいました。

こちらが達人の蕨です。立派な蕨です。

こんなに太くて、柔らかく長い蕨を採るのは、草が生えた日が差しこむ、明るい日陰、の場所でないと採れません。

更に達人に採って貰うと、上手な湯がき方やら、保存の仕方なども伝授して貰えたりします。山菜はコツがいります。アク抜きも必要。湯がき方も下手するとズルズルになります。

蕨は神鍋山でも小さく細いですが、ちょっと歩くとすぐにとれます。連休にも蕨採りされる方もありますね。

山菜は直ぐに湯がきましょう。切り口に灰をすり込み茹でますが、注意したいのは温度です。沸騰させてから火を切って、1分程待ち80度位にしてから湯につけて蓋をして、そのまま冷まします。

こうすると、柔らかく茹で過ぎる事がなくなり、あるていどの硬さを感じて美味しく食べれます。

保存の塩漬けも達人に学びました。サッと湯がいて、真っ白に塩をして漬けます。ここで問題が、塩抜き法や臭いの問題があり、一般に嫌われる保存です。そこを達人の極意が光っています。誰にも教えてない、と言いつつ教えて下さいました!

皆さまには極意をお伝え出来ませんが、蕨をスノーランドで食べて貰う事で、お伝えしたいと思います。

やっぱり達人は凄いです。

暑かった中で更に汗をかいた楽しい日でした。

2018年4月23日 / ブログ

まだ4月だと言うのに、気温上昇です。全国的にも真夏日の30度超えた所も多々あると言う異常事態が続いた週末でした。神鍋も暑かったです。

そんな暑い中で熱く、熱気を持ったレッスンが行われました。

それは和太鼓教室のレッスンです。今日はそんなお話を書きます。

実は私ママシェフも参加していました。5年前に神鍋地域の活性化を図る目的で、和太鼓の購入がなされたのです。

そこから初心者ばかりで始め、今では「神鍋火山太鼓」の和太鼓集団として活動するまでになりました。地域のイベントなどにも出演しています。

昨日は但馬の他の太鼓衆との合同練習の日。神鍋の体育館で定期的な合同レッスンを受けています。

実は6月24日に和太鼓の公演会を開催します。但馬の太鼓衆との合同公演はこれで2度目になります。

この合同公演にはプロの和太鼓集団「松村組」に所属の政本さんの指導の下に構成されています。和太鼓の演奏は色んな太鼓の音やリズムを刻む組み合わせで曲が構成されます。音の高低は強弱やリズムだけの単純なだけに、いっそう技術が必要な奥の深さがあります。

右手左手の打ち方の違いだけでも、全く別の曲に聞こえるので不思議です。強く叩く為には大きく腕を振り上げ、足腰も使います。毎回力いっぱい練習を受けると、全身がバキバキになって、今日も腕も腰もグッタリなママシェフです。

今練習を受けている公演会の演目は、合同演奏の曲ばかりです。力強い曲やら素早い叩きのリズムの曲やらで、ママシェフは青息吐息。何とか上手く叩ける様に頑張ります!

和太鼓は叩くだけでなく、見せる事も大切な要素です。特にステージ上ではパホォーマンスが無ければ盛り上がりに欠けます。腕をしっかり上げたり、キレの良い動き、演出の為には色々学ぶ必要があります。和太鼓集団の中には太鼓練習の他に茶道を習ったり、芸事を取り入れているのは所作を学ぶ為でしょうね。

和太鼓は他の楽器との組み合わせも素敵な演奏が出来ます。正に松村組の演奏は太鼓のみの演奏と、マリンバ、笛、オカリナ、ケーナなどとの饗宴が特徴です。

ママシェフは体力的にももうそう長くは太鼓演奏は出来ないと思いますが、他の楽器で練習が出来ないかなぁと、出来るだけ長く関わりたいと思います。

気持ち良い日は歩いてみたい

2018年4月20日 / ブログ

寒い日が暫く続いてましたが、又温度上昇しました。

やっぱり早いです。昨日は夏野菜の種まきもしましたよ。

良いお天気なので散歩にも出かけて、色んな山野草や木々の花を愛でました(*≧∀≦*)ニリンソウは今が盛りです。村中の小川のほとりにも咲いています。明るい湿地を好むようで、水の近くに群生しています。風に吹かれて揺れる姿がとても愛らしいです。

八反の滝にまで行きました滝壺の綺麗な滝で、溶岩流巡りのコースです。神鍋溶岩流は火山の噴火により、溶岩が流れた際に冷え固まり作った景観です。

八反の滝は上からも眺めて楽しめますが、やはり下に降りて滝壺の神秘的な青さを感じて欲しいです。

溶岩流巡りのコースの最終に辿り着く歩きかたをオススメします。

滝を眺めてゴールのお弁当などを食べたいですね。

八反の滝までにも色んな季節の花を見る季節です。ウワミズザクラの花も早くも満開になっていました。何時もならゴールデンウイーク前くらいにさきます。ウワミズザクラは初夏に小さなサクランボみたいな実をつけます。

鳥達が大好きですから、実を食べて種が溢れ、あちこちで木が育っています。

イカリソウやエンレイ草の花も咲いていました。

溶岩流巡りはオススメコースです。

何度歩いても色んな表情に出会えて楽しめます。

私ママシェフも又ゆっくり歩いてみます。

神鍋山の散歩が楽しい時期になりました〜裏道の勧め

2018年4月11日 / ブログ

お天気が良い日だったので神鍋山に散歩に行って来ました。今の時期は草も少なく、芽吹きの木々の葉が柔らかくて、歩くのが大好きな季節です。

まず麓のスキー場には今は水仙の花が咲き始めました。今週末は水仙祭りが開催されます

住民のボランティアで何年も前から植えていきました。何故水仙?

実は鹿の食害で山野草もたくさん食べられる被害にあっているのが現状です。しかし、水仙は毒があり、鹿が食べないようです。

この麓にはクロスカントリーコースがあります。そのクロスカントリーコースを右回りして神鍋山頂上に歩く「裏道コース」が散歩にお勧めです。

麓に沿って歩き始めると、まず神鍋山の地層が分かる場所があります。この地層から分かるのは神鍋山が約2万5千年前に噴火して、何度も噴火してきたことがこの地層から分かります。火山灰の黒ぼくと呼ばれる土でこの辺りは真っ黒の畑地です。それが美味しい野菜を作ります。

この地層を見たあと、右回りで歩くと散策にお勧めの山頂コースがあります。この看板を目印に上がって行きます。階段や坂道を登るコースですが、クヌギ林の綺麗なコースです。当日も鶯が鳴いて静かな季節でした。

山野草なども見かけますが、取らないでくださいね。大切に見守って下さい。

このまま山頂までは20分〜30分です。

神鍋山頂上に出ると、噴火口跡に出ます。

神鍋山の山焼き後の噴火口跡にはすごいパワースポットになるような場所です。

是非山頂に上がるならばこちらの裏道コースをお勧めしたいママシェフです。

山頂の山焼きや、山焼き後の様子は後日お知らせしたいです。

お疲れ様!スノーランドスタッフの慰労会でした。

2018年4月9日 / ブログ

花吹雪ならず、本当に吹雪で朝には雪が積もった神鍋。朝起きてビックリでしたあまりにも早く春がきて、桜も散りぎわになっていた昨日の時点での雪降りはあまりにも気温の変化があり過ぎでした花達も咲き誇っていただけに驚いて小さくなっていました。こんな事はたまにあるのが神鍋。入学式に雪が積もってた年はありました。長女も、長男も入学式は夢が降ってましたそんな神鍋らしい春の日曜日のお昼

スノーランドスタッフの冬の慰労会をしました。

冬の間頑張って頂いたスノーランドの美人さん勢揃いです。

久しぶりに会えたスタッフもあり、初めて対面する人もありで、話に花が咲きました。

場所は久美浜のリストランテ『アオノネ』さん。久美浜の新鮮な魚介類や野菜、果物をふんだんに使って美味しいイタリアンを頂けるこじんまりしたお店です。オーナーもママシェフも大好きなお店。若いご夫婦がテキパキと動いておられるのがとても好感がもてます。

お誕生日にはオーナーさんがピアノを弾いて下さいます。昨日も他にお客様でお誕生日の方があり、ピアノを弾いてお店のお客様全員で歌いました。こんな感じが大好きです。さて、この冬のスノーランドスタッフの紹介もしておきますね。

よしみちゃん いつも元気でパワーフル。そして何より頼りになるよしみちゃん。魚を捌くのも、材料切るのも手早く何でも出来るのが嬉しいです!いつもはよくお手伝いしていただけましたが、今年は年末年始だけのお手伝いになりました。

ゆり子さん、この冬初めてのデビュー。でも経験豊富ですぐに仕事もこなして、有り難いです。大阪出身の楽しい方で、彼女と話しているとはなしがつきません。

かな子さん、彼女も今年のお正月からのデビュー。ともかく真面目。そして几帳面な彼女は片付けやお掃除が大好き。彼女がいるとスノーランドが綺麗に片付きます。ハイ!と明るく返事が嬉しいです。

娘のあきこ 子供の頃からよく手伝ってくれました。今年の年末年始を最後にこれからはお手伝いはお休みだけど、スノーランドでちょくちょく見ると思います。おっとりして、しっかり者でしたからいつも頼りにしていました。

孫の愛理 ママのお手伝いでお掃除や、食事の片付け、食器洗い、朝の準備などを頑張ってくれました!元気いっぱい!

夏には又違うスタッフさんもお手伝いに来てくれます。

皆んな明るく、元気な人達ばかりでいつも助けていただきます。お客様との会話も弾んでいるようです。

これからもスタッフ皆んな笑顔でお迎えしますのでよろしくお願いします。

スノーランド農園便り〜今年は早い!ジャガイモの種芋を植え付けしました。

2018年4月3日 / ブログ

毎日の暑さは花便りだけでなく、スノーランド農園便りまで早くからお伝えする事になりました。

昨日ジャガイモの植え付けを終えました。なんと未だ嘗てないほどの早さです!

いつもの植え付けより、2週間程早く、何時もならば15日以降、遅い時には20日くらいに植え付けした事もありました。他の方より何かにつけ遅い我が家ですが、今年は違いそうですよ。

種芋を買ってきて、しっかりと芽出しをしてから、芽の出た部分を小さくカットしてから植え付けします。この種芋切りはママシェフの好きな仕事です。

1個の芋を4〜5こくらいに切るのを考えながら仕事するのですが、これは家の中でゆったりと音楽を聴きながらの作業をするのが、スノーランド流。ジャガイモも私も癒されてよくなりますよ^ ^

そんな間も頑張って植える畑の準備に精を出しているのは主人です。

スノーランド農園では全ての作物に、上田畜産のパラパラと乾燥した牛糞を使っています。この牛糞堆肥は完全乾燥ですから、匂いもなく土作りには欠かせません。

更に草防止にマルチ掛けをします。植え付けにきちんとしないと気のすまない主人は、マルチの穴あけに30センチを計り、棒に印を付けて穴をあける作業をします。ママシェフにはこんな事に手間をかけるのがちょっとわからないのですがね(*´-`)

朝から作業しましたが、穴に種芋を植え付け終えたらスッカリ夕方になっていました。

火山灰の黒ぼくの土の中の作業で、手袋しても長靴履いても真っ黒になった1日でした。

植え付けしたジャガイモの種類は、サラダやコロッケにホクホク美味しい「キタアカリ」と、カレーなど煮崩れしにくい「メークイン」の2種です。

何時もならば暑い真夏にジャガイモ掘りをしますが、今年は早くから収穫出来そうですよ

この勢いで他の野菜達の種蒔きや植え付けも早くしそうです。

スノーランド農園の甘くて美味しい野菜達を早くから食べて頂けそうなのが一番嬉しいママシェフです。

山の花便り〜早すぎる桜と競演する木々の花

2018年4月1日 / ブログ

連日のお天気で山の少ししたでは満開のお花見日和ですね。

高原ももう少しと思っていたら早くも桜が咲いていました。こんなに早く桜の開花も珍しいです。山にはまだ雪がたくさん残っているところも。桜ばかりが目立つ今ですが、本当ならば桜が咲く前に山には山桜と、ポツポツ山の木々の合間に白く咲く「タムシバ」の花が、山の春告げます。

コブシの花と同じ咲き方ですから、長くコブシの花と思っていました。

しかし、東日本に生息しているのはコブシの木ですが、西日本のこの辺りにはコブシは生息せず、タムシバ、と呼ばれる木だとか。

葉も出ない木々に清楚な感じが大好きです。

北国ではコブシの花が春を告げると歌にもありますが、この辺りのタムシバが春を告げます。

その白い花と同じ時にあい混じって咲くのがキフジと言われる花。藤の花のようにぶら下がって咲いています。

又山桜も小さくて、淡くて、なんとも儚くて山の春にピッタリ思います。今は山の葉が出てないので、淡い花も霞の中で絵になる風景です。

柔らかい綿毛のような葉が出ても、山は素敵です。

春の淡い山の中を散歩するのは気持ちが良いです。

朝早くても、日が昇っても歩きやすい季節。

歩いてみて下さい。

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