秋祭り。今年も無事に終わりました〜人手が少なくなってもずっと大切にしていきたい村の大切なお祭り〜
2017年10月9日 / ブログ
7日8日はこの村の古くから伝わる秋祭りでした。この地には二つの神社がお祭りしてあります。三柱神社と吉野神社の二つです。三柱さんは家内安全を、吉野神社は安産の神さまとしてお祭りされてます。
何故二つの神社があるのか。この地は古くは山田商人と言われ、麻を全国に売り歩く商人の地であったらしいです。土地も少なく、豪雪地帯でしたからそうして生計を立てていたそうです。その為主人が留守がちでしたので、留守の間に安産のお守りをお願いして、鎮座されたとのことです。だんじりと御輿が出ます。派手なお祭りではなくて、村を練り歩くだけですが、だんじりに子供が乗って笛や太鼓を叩きます。男の子と決まってましたが、少子化で今は女の子ものります。。
神社から出て村の中でも4方にお祓い。担ぎ手はだんじりが8人、御輿が12人、が理想らしく重いので交代しながら歩きます。
役員の方は神主さんの後にお供え物を抱えたままついて歩くのがいつも不思議です子供達も付いてまわります。袴をはいている子は槍持ちです。子供御輿はなくて、旗を持って付いて回るのがこの地のお祭りです。
昨年からは担ぎ手を学生さんを募集して、助っ人で参加してもらいました。夜の神社での夜籠りにも加わって、賑やかになったようです。今年も昨年来た学生さんが来てくれました。彼は祭りにはまり、今では全国の祭り、世界の祭りを回るほどになったとか。担ぎ手不足はどんどん進んでいきます。今年は嫁いだ娘さんの旦那さんが担ぎ手に参加してもらえたようです。
村の祭りは大切です。形をかえながらもずっと継続して、村を守ってくださる神さまと繋がっていくべきです。
祭りが地域の人をまとめている地域はたくさんたります。この地はそこまでの繋がりは出来ていないようです。昔からの形を守るため、の繋がりのようですが、それも大切な事です。村の祭りが地域の深い繋がりにまでなると嬉しいですね。しかし、維持するのが精一杯が現状なのはすこし寂しく感じるママシェフです。