山の花便り〜早すぎる桜と競演する木々の花
2018年4月1日 / ブログ
連日のお天気で山の少ししたでは満開のお花見日和ですね。
高原ももう少しと思っていたら早くも桜が咲いていました。こんなに早く桜の開花も珍しいです。山にはまだ雪がたくさん残っているところも。桜ばかりが目立つ今ですが、本当ならば桜が咲く前に山には山桜と、ポツポツ山の木々の合間に白く咲く「タムシバ」の花が、山の春告げます。
コブシの花と同じ咲き方ですから、長くコブシの花と思っていました。
しかし、東日本に生息しているのはコブシの木ですが、西日本のこの辺りにはコブシは生息せず、タムシバ、と呼ばれる木だとか。
葉も出ない木々に清楚な感じが大好きです。
北国ではコブシの花が春を告げると歌にもありますが、この辺りのタムシバが春を告げます。
その白い花と同じ時にあい混じって咲くのがキフジと言われる花。藤の花のようにぶら下がって咲いています。
又山桜も小さくて、淡くて、なんとも儚くて山の春にピッタリ思います。今は山の葉が出てないので、淡い花も霞の中で絵になる風景です。
柔らかい綿毛のような葉が出ても、山は素敵です。
春の淡い山の中を散歩するのは気持ちが良いです。
朝早くても、日が昇っても歩きやすい季節。
歩いてみて下さい。