お客様との嬉しい再会〜神鍋での思い出は家族のルーツに〜
2017年9月28日 / ブログ
神鍋高原で暮らし始めて私ママシェフは36年を間も無く迎えます。このペンションを始めては26年になります。私は田舎暮らしが好きで山や海で遊ぶことも大好きでした。山の中に嫁いで、自然に触れて子供達を育て、楽しく暮らしています。でも人口は減り、宿も減り、子供も少なくなって高原も寂しくなってきています。確かに豊かで美しい自然以外は、何もないとは思います。でも、その美しく豊かな自然がかけがえの無いものと私は思って暮らしています。
こんな話がなぜお客様との再会に関係があるか?というと、やはり暮らしは多少不便さはあっても、自然の中での思い出は体験がいっぱいで、心に刻まれ、育っていく過程での原点になるとあらためて感じた、お客様との再会があったからです。
先日台風が来る予報の中で来ていただいたお客様からお礼のメールが届きました。そのメールには美味しいお米や野菜、お肉や魚などに喜んでいただけた事と、20年前に4年間、神鍋で暮らしていたと書かれていました。この旅は家族のルーツを辿る旅に素晴らしい思い出が出来たと喜びのメールでした。
メールを読み、子供さん達は立派に成長されてわかりませんでしたが、確かに20年前におられたおまわりさんの御家族だったのです。
メールのやり取りの中で、わずか4年間の神鍋での暮らしが、家族の中でたくさんの楽しい思い出を作ってくれたとのこと。
冬の体育は毎週スキー教室、山でアケビをとったり、裏山で遊んだりと、楽しい事が今も懐かしく、神鍋が第二の故郷、と言って頂きました。家族みんなで今回の旅は神鍋に❗️と決めて来られたとか。
後から分かった再会でしたが、大変感激しました‼️
長い人生の中のわずか4年間。でもその4年間が家族のルーツになるのは、神鍋での体験した生活が深く刻まれているからですね。
豊かで美しい自然がいっぱいある神鍋高原で楽しみながら暮らしていける事に、あらためて感謝したママシェフでした。